つい最近までは、会社設立をするか個人事業で営業するかを検討する余地が有りました。しかし、現在は会社設立をお勧めします。 理由は、信用が一番大きな理由です。特に上場企業と取引する場合は、法人組織でないと取引をしてくれない企業も増えてきています。個人情報保護法により個人情報の取得がしにくく、取引相手を特定するすることも厄介になりました。法人であれば会社登記簿謄本を取れば法人の存在が確認でき代表者の自宅も確認できます。
二つ目として、顧客先に対する信用のみではなく従業員を採用する時も人材を確保するためには法人でなければ無理があります。勿論、ネットでビジネスを行うのならなおさらに法人にすべきでしょう。
三つ目として、銀行取引や事務所を賃借りする時も法人が有利です。ほとんどの場合は保証人を立てますが個人の場合は他人を保証人に立てなければなりませんが、邦人の場合は代表者個人が保証人になれば良い場合が多いのです。
四つ目として、ビジネスの歴史が客観できに登記簿謄本によりいつでも証明できるようになります。個人事業で創業30年と主張しても種名が大変ですが登記簿に設立年月日が記載され創業が常に証明されることになります。 最後に、節税対策としてもほとんどの場合は有利になる場合が多くなります。
デメリットは、会社管理費の増加です。役員変更費用、税理士費用等が負担になります。
しかし、そのデメリットはメリットで余りあるでしょう。